ハンナ・アーレント読書会『革命について』第11回


2013年の映画から日本でも広く知られた女性思想家ハンナ・アーレント

『全体主義の起源』や『人間の条件』でよく知られる人物ですが、

3月から読み進めていくのは『革命について』という著作です

 

1776年、アメリカはイギリス連邦下からの独立を果たすわけですが、

この本が主眼としているのは、まさにこの独立から合衆国憲法制定にいたる時代

また同時代にヨーロッパではフランス革命が起きるわけですが、

この革命を「貧困の革命」とするのに対し、

アメリカ独立革命は、自由のため(foundation of freedom)の革命だったとアーレントはいい、高く評価をしています

 

本国からの独立を戦争によって果たした…ということは知っているものの

日本においてはあまり深く扱われないアメリカ独立革命の内実について読み解きながら、

アーレントのいう「自由」「公的領域」そして「政治」について具体的な事象をもとに考えあいます

 

とくに、これから読み始める第6章は、アーレントの「政治」と「活動」が具体的な歴史的事象を通して考察され、

また現代における政治を問い、考える恰好の箇所だそうです。

 

  

第11回目となる今回は、前回のふりかえりをしたあとに、本書p.389,L.7~から読書をしていきます

 

※これまで読書会に参加していない方、アーレントやアメリカ独立革命について知らないという方、大歓迎です

※大変難解な書籍ですので、予習は不要です

 

輪読しながらわからないところを出し合ったり、内容に連なるそれぞれの経験や考えを出し合いながら読み進める

連考・連読の読書会

 


ハンナ・アーレント読書会『革命について』第11回 

日時  2024年6月8日(土)15:00~18:00 ※18:00~交流会あり(任意参加)
場所  大人の秘密基地arcoiris(埼玉県和光市丸山台1-9-19)
費用  1000円(1ドリンクつき) ※交流会参加費2000円(プレートご飯+1ドリンク)
定員  15名(先着順)
対象  どなたでも参加できます ※今回からの参加も大歓迎です
申込  下記参加ボタンよりメールフォーム
内容 

アーレント著『革命について』を読んでいきます。

以下、書誌情報より書籍をご購入してのご参加をおすすめしますが

ない方には、コピーをご用意いたします(枚数に応じて有料)

(コピーが必要な方は、申込フォームにその旨記載ください)

分からない部分や背景などは、アーレント研究者・佐藤和夫さんから解説をいただきます

 


▮この読書会で大切にしたいこと▮

①本文をみなで読みながら理解するよう努力すること

わからない言葉・不明点、私はこう理解したなど、率直に出し合いながら、理解を深めていきます

 

②読み進めつつも、参加者それぞれの「かけがえのない」経験や考えを出し合い、聞きあうこと

脱線や雑談も大いに大歓迎です。

とくに②は、アーレントの提示する重要概念の1つ「活動(アクション)」=お互いの経験や考えを、正否や利害にかかわらず、語り合い、それを見聞きしながら、それぞれの「かけがえのなさ」に触れること、を文字通り体感することにつながります

 

課題図書

ハンナ・アーレント著

志水速雄訳『革命について』

ちくま学芸文庫、1995年




主催・ファシリテーター

◆川上和宏◆

1984年、群馬県生まれ / 大人の秘密基地arcoiris 共同店主

杉並区社会教育センターにて社会教育・生涯学習の企画運営に携わったあと、

2013年にアルコイリスを起業・運営

千葉大学大学院教育学研究科卒、東京学芸大学博士課程満期取得退学

この世界について他者と対等に語り合うための場づくりをお店にて実践中